そして選挙だ

上でも書いたように、外科治療をやれるなら今が絶好にして最後のチャンスになるかもしれない。だから小泉首相が解散をしたのはよい機会だと思うし、「造反」議員を公認しないのも、政権政党であるないにかかわらず政党としては当然のことではないかと。とくに今回は「郵政選挙」なのだからなおさらです。


というわけで郵政民営化はやってみればいいと思う。だが、自分の思想には小林よしのりの言う「プチ左翼」や戦後の「なんちゃって社会民主主義(俺が勝手に言っているだけ)」が結構影響しているせいだろうか、それにしても新自由主義経済や「小さな政府」というものは信用できない。本当にそれでいいのか、金持ち、貧乏人、会社員、公務員、学生、扶養家族、それぞれの立場の人たちがそれぞれの生活レベルで考えてみないと。民営化するならするで、どういう方向性に持っていくか、その議論で日本が福祉国家で行くのか、夜警国家への道を進むのか、そのベクトルが決定付けられるのではと思う。何とか「なんちゃって社会民主主義」でこのまま行きたいものだ、と将来この先も貧乏人であろう自分は思う。