東京でTBC(筑波坊主倶楽部)飲み会があるらしいが

東京の騒がしい居酒屋で、ちんまりと貧乏くさく盛られた料理をつまみながら5000円前後支払うなんて…往復すれば日給が、家賃の半額が飛ぶ。まぁ、旧友と会うのを前にしてそんなケチくさいことを言うな、絆に投資するくらいの考えで行け、なんてお説教が来たり、そうか高橋君そんなお金もないほど底辺なのね…なんて同情しているようで冷ややかに峻別している目線が来そうだが…
これが格差ってやつなんですかね。皆さんの大部分が半ば日常的にホテルでの数万円の食事が出来ないように、自分もまた結構頑張らないと居酒屋で飲むことが出来ない。実際には、貧乏人にはウォルマートがあるように、我々にもマルモがあり、価格帯は違えどもそれなりの質と量の生活を営むことが出来るわけだが。中流には中流の、貧乏人には貧乏人に合った世界がちゃんとあるというわけです。
この経済的な差が文化・習慣にもなり、階層となる。言ってみれば居酒屋で飲むというのは中流的スタイルで、そういった人たちの社会的なまとまりを確認し合う場でもあるわけだ。そうでないとしても、これからそうなるだろう。それを横断しようとすると経済的にだけでない、何がしかの無理がかかる。伯楽寮に来れば焚き火を囲みながら最低一人300円、1000円もあれば良い酒と食べきれないくらいの豪華な食事の飲みが出来るのに…伯楽は結婚式の実績もあるれっきとしたパーティー会場です!…と喧伝しても、普段居酒屋で飲んでいる連中が自分のような人間に合わせるのもまた、パワーと何かを飛び越えるような覚悟が要るのだろう。
こんな愚痴愚痴したこと書くとまた嫌われそうだし、誘いも来なくなりそうですが、大卒の皆さんは自分たちが居る集団・階層の他にも、上にも下にも左にも右にも色々な集団・階層があり、その間には断層があるということをもっと知っていおいたほうがいいと思いますよ。あまりに集団が大きくて、そんなことを思う端緒もないと思うが。しかし東京は何をするにも金がかかる。金を払わないと人と人が会うこともままならないって…