どうでもいい話

久々の仕事帰り、つくばの駅を出ると、風俗の呼び込みっぽい蛍光色のジャケットを羽織ったおっさん達が、なにやらビラを配っている。周りを見ると民主党の幟が。その割に立候補者とおぼしき人がいないなーと思ったら、おっさんたちの後ろ側、駅入口の柱の影に隠れるように、そしておっさん達の行為を窺うように、ひっそりとおばはんが立っていた。変な構図だ。無理矢理に立候補させられたんだろうか。まぁ色々事情があるのだろうが、収まりの悪いことこの上ない。
すっかりまともな人たちが闊歩するようになったつくばセンター周辺だが、たまにそういった変な人が現れて、あーやっぱりここは変な街だったんだよね、と気付かせてくれる。駐輪場に向かって歩いていると、今度はおもむろに着ぐるみを着た暴走族が、にこやかに手を振りながらクラクションを鳴らしっぱで悠々と交番の前を通過していく。お巡りさんは何をやっているかというと、コンパクトのデジカメでバイクを撮影していた。まぁ後でナンバーとかを見るのかも知れないけれど、結構暗かったからブレて写っていないんじゃないかと思う。実際はやる気と怒り満々で撮影を思いついたのかも知れないけれど、光景はとても間延びしていた。