コモンズの悲劇を素で体験するの巻

ここ伯楽には様々な天然資源がある。遅ればせながら家庭菜園なんぞを始めた俺もそういったものを利用しようとするのだが、いつも農業経験者である住民2人に先手を打たれてしまう。彼/彼女の資源への注意はすごい。Mさんは枇杷がなり始めた頃からこまめに様子をチェック。その様子を見て俺も「枇杷酒でも作ろうかな〜」と思い、ホワイトリカーなどを用意したのだが、完熟したと同時に枇杷の実はほとんど消えていた…既に梅について同様の経験をしていたのだが、やはり自分は己の生存に関する感覚と環境への注意が足りなかった。肥料がないし、買ってくるのも面倒なので田中の鶏糞を使おうかと思うのだが、やろうと思った時にはいつもOさんが鶏糞を採取した後。唯一使えたのは、草刈りされた枯れ草を燃やして灰にして、畑にカリ肥料として播いたことくらい。しかし効率が悪い悪い。
もちろんこのコモンズの悲劇は俺が資源への権利を主張すれば簡単に解決されるんだが、そうすると今度は使用する責任が生まれるわけで…これが入会とか、村社会のプロトタイプか。

そして思わぬところで時間とスケジュールに敏感になること、機敏に動くことの大切さを教えられました。
ほんと、いつまでもボーっとしてられんわ。