グループ展終了

無事25日にグループ展を終了しました。ご来場下さった皆さん、手紙やメールを下さった皆さん、本当にありがとうございました。
…あくまで僕がハラハラしながらお客さんの背中を見ていた感触ですが、多くの人の反応は「?」といった感じで、川口さんの魅力を伝えきれなかったか…と反省しております。

一番は質的なボリュームというか、写しているシチュエーションが少なすぎたことに尽きると思うんですが(個々の写真の何枚かは結構気にいっているですが…)、プリントや展示方法にも問題があったと思います。
いつもモノクロネガのスキャン画像を調整する場合は、モニタを見ながらRGBの各チャンネルを手動で調整していくんですが、今回は増感してスキャン時の色転びが激しかったため、直前になってモノクロ変換ソフトを導入しました。どうもそれもいまいち感に拍車をかけたような…色転びしていなければいいというものでもないようです。また、いつもは印画紙のラインナップにはない、マット紙系の紙や局紙のような紙を使うんですが、今回は敢えて光沢系の紙をチョイスしました。そうすると、やっぱり自分も人も印画紙と比べたくなってしまうのも無理はないというか…向かいに展示されていた印画紙プリントと比較されることもありました。


※以下はプリントの段階で面白いくらいトラブルに見舞われたよ、という愚痴なので、暇な人だけ読んで下さい。




現像、スキャンはなんとか無事に終わったものの、プリントの段階で問題が発生。久しぶりに起動したプリンタは、一つだけカートリッジを認識しない。交換しても、基盤部分を掃除しても認識しない。ヤケクソになって、基盤にツバをつけたら認識した。ファミコン世代の面目躍如。これは30分くらいで済んだ。
ドライバをチェックすると更新されたものがあったので、更新をしてみると、PCがプリンタを認識しなくなった。何度もアンインストールと再インストールを繰り返すがダメ、そのうちアンインストール不能に。強制アンインストール、という名前のソフトを使っても無理…四苦八苦した挙げ句、コントロールパネル→システム→ドライバ一覧からドライバの問題点を修正というコマンドを使ったら何だか認識した。この作業に半日くらい。
その後、プリンタは動くようになったものの、伯楽の驚異的な暑さにやられたCPUが熱暴走をしまくる。ケースをとっぱらい、小さな扇風機をダイレクトに当てるが、それでもちょっと当て方が悪いとたちまちダウン。A3ノビにプリントをしている最中にダウンしたときは泣きそうになった。おかげで飯を食うこともままならない。搬入日当日は危篤状態に陥り、ビープ音のみがプリントの散乱した部屋に鳴り渡る…2時間ぐらい冷やしたりコンセント抜き差ししたりしながら何度も起動を試み、なんとか蘇生。そんなことが3回くらい。よく間に合ったものだ。ちなみに作業終了後CPUは交換したが、FSBとかマザーボードチップセットが対応しているかなど基本的な情報をすっ飛ばして適当に交換したため、グレードの高いCPUに交換したのに、交換前より3年くらい古いCPUとして認識されている。