苦渋の選択とはこういうことを言うのか

購読しているメールマガジンで、2月8日にアンスネスが来るとの文字に目を疑い、速攻でチケットをゲットする。図書館にあった、グリーグやらトヴェイトやらノルウェー作曲家の曲が詰まったCD(確かだいぶ昔にここで紹介したような)を聴いてから好きなピアニストベスト5に入る人であった。

ほくほくしていたのも束の間、当然と言えば当然なのだが、他の日にもリサイタルが。なんと2月10日のプログラムはシベリウス祭り!しかも代表作のキュリッキを押さえている!と、ここでぐはぁである。2月10日には、小川典子田部京子という、これまた好きなピアニストがデュオをやるという、これまた楽しそうなコンサートがあったのである。しかも曲目はグリーグやら吉松隆やら、極め付きは惑星のピアノ2台版ときたもんだ。

散々悩んだが、8日のチケットは買ってしまったことだし(あぁ、展覧会の絵なんてどうでもいいから、シベリウス弾いてくれ…)、アンスネスはまた来てくれるかCD出してくれるだろうし、CDが絶版状態の惑星ピアノ版を、しかも好きなピアニストの演奏で聴ける機会のほうが希少だろうと、思い至ったのであります。あぁ、誰かシベリウスプログラム聴きにいってくれないかなぁ、感想だけでもいいので聴きたい。埼玉芸術劇場だけど、学生は1000円なので…