誰か道を指し示して下さい

今年は紅葉の進みが異様に早いです。最初は朝日連峰を、三面から大井沢まで縦走する予定だったが、主稜線はとうに紅葉が散っているようだし、日本海側は芳しくない天気予報。そこで。まず栗駒の中腹に行き。その跡同じ朝日の稜線でも標高の低い天狗角力取山に絞り込もうと決め、観光協会に電話すると「天狗角力取山野稜線はもう散っていますよ」とのこと。ついでに栗駒地震の影響でいわかがみ平までのバスはもちろん、須川温泉までのバスも復旧していなかった。林道を8kmくらい歩けば行けるが、「須川温泉は今が見頃」との報を聞き諦める。うーん、詰まった。
伯楽で、どうしようどうしようと騒いでいると見かねた隣人のMさんが、「南アルプスはどう?」とアドバイスしてくれるが、やっぱり時期は過ぎているだろう。それに南アルプスは言わずと知れた白簱氏のホームグラウンド、ちょっと気後れがする。


おろおろしながら何とか絞り込んだ候補としては

1.北上山地を自転車で巡る(レンタカー借りたいが金がない)
2.谷川岳 見頃を過ぎているようだったら、さっさと降りて清水峠や玉原高原周辺の山、もしくは会津の山に行く
3.奥多摩 主に石尾根。冬の雪中訓練の下見も兼ねて あわよくばそのまま奥秩父の峰へ
4.2005年に吉野〜弥山で終わってしまった大峯奥駆の続きをやる


1.は、山は諦め平地(登山道以外)を巡ろうという魂胆だが、山に登る以上に体力勝負のコース。数々の高原や、山田線・岩泉戦沿線の景色の美しさと時代に取り残された感じは特筆物なんだが...エリアがあまりに広すぎ、かつ密度が低い。峠道あり凍結ありダートありの、過酷な条件が予想される。く、車が欲しい...
2.は人がとても多い事と、そもそもあまり谷川岳に興味がないのが難点。見頃も過ぎているだろう。避難小屋は幾つかあるので、数日間篭れるのは良い。いざというときの玉原高原なども、紅葉自体はいいらしい。
3.は諦めと割り切りのルート。しかし実際のところ我が家から谷川と奥多摩に行くのでは、あまり費用も時間も変わらない。微妙な遠さ故の損した感が、奥多摩から足を遠のかせている。
4.は雪に阻まれた(そのおかげで良い写真も撮れたのだが)前回の雪辱戦。こちらに比べると紅葉や景色は大した事ない気がするので、いまいち乗り気になれず。

とてもお金がないので、お金のかからないコースにしたいのだが、困った事にどれもあまりかかる費用が変わらない。あとどれも行きたい!と強く思えない(北上は行きたい!が体が嫌がっている)。どなたかいい場所ご存知ないでしょうか?



※追記 谷川岳山頂付近は、9月20日頃に見頃を迎えていたようだ。早すぎる...
※追記2 雁坂峠から奥多摩方面に縦走し、鷹ノ巣避難小屋をべ−スに撮影、下山したら返す足で日原から長沢背陵に取り付き蕎麦粒山、川苔山へと歩く。さらにさらに下山したら岩手へ!という無理糞な計画を立案。まぁ奥秩父奥多摩はどちらかに絞るべきだろう。今回はコダクロームを消費するため、いつものRB67でなくCLとOM-4Tiを持って行くので、多少の無理は出来るはず。とにかく、みんな台風が悪い!あと金がない!