早池峰のポジ上がった

中判機RB67を使っての、そしてスポットメーターを使っての初めての本格的な撮影だったが、予想以上に良い出来だった。レンズの描写もさすがK/Lレンズだけあってまずまずだし、露出もほぼ当てている。あまりいいコンディションでない中、わりかし健闘出来たと思う。モノクロで撮った分の現像も楽しみだ。だが、何だか写真がそつない感じ。二流な雑誌にぺろっと載っていそうな。きちんと撮れてはいるがつまらない。監視員さんにも「あんまり仕事だとか考えずにとりあえず山登って遊んだほうがいいよ」言われたが、撮影に入ったらあまり仕事だ、割り切ろう、というような意識を持たずに、無我夢中に、撮りたいように撮ろうと思う。だって実際まだ仕事なんてないんだし(弱笑 今回は写真展を意識しすぎた。
今までコダクロームがメインで、久々にE-6を使ったから、というのもあるだろう。E100G、E100GPで撮ったのだが、シャドウのディティールが全然面白くない。だからぺろっとしているように感じるのかも知れない。対象をきちんと面白がっていない、よく見ていない、というのもありそうだが。
で、上にも書いた強いて言えばコダクロームに近いかなぁというEPRがこれまた販売中止…困り果ててしまう。一時期はモノクロを中心にやるからいいや、と思ったものの、グループ展の準備や今回でポジを見ると、やっぱり魅了されてしまう。
グループ展では、地味系のフィルムの良さ、階調重視の写真の良さを知って貰えたら、という意図もあったのだが、これでは良さを伝える前にそういうフィルムが全滅してしまいそうだ。