明け方からボタン雪になったので、積もるかとわくわくしてたのも束の間、あっという間に雨になってしまった。一応CLで写真は撮っておいたが、あまりアングルを練られなかったので大した写真にはなっていないと思われる。
一昨年は伯楽の庭でかまくらを作った。大した降雪量でないのであまり大きなものは出来なかったが、その中で大人4人、無理矢理入り込んで無理矢理バーナーで火を焚き、酒を癇して飲んだのは楽しい思い出だ。


その時の写真。
スキャナを買って間もない頃にスキャンしたので、なんか変な感じである。そのうち再スキャンしよう。
カメラはHEXARにイエローフィルターを装着したもの。フィルムは旧Tri-X。
カラーだと現代的な、綺麗な写りをするHEXARだが、粒子の粗い旧Tri-Xにフィルターでコントラストを付けてやると味のある感じになる。Tri-Xは写真をやる人なら一度はお世話になるだろう老舗フィルムで、富士のグレースケールのようなのっぺりとした、良く言えばしっとりとした感じとは対照的に、荒々しくドライなのが好きだった。
今のTri-Xは富士のモノクロと大して変わらない。何でも工場ラインと感材を「環境に優しく」したようなのだが、それでフィルムの特性まで変えてしまうとは…
HEXARも、もっさりとしてパッとしない外観とは裏腹に、写りが良く使いやすいレンズ(35mmF2)積んでいて、スナップには大活躍なカメラだ。スペック上はかなり癖があるが、AFが速く、プログラムでカメラ任せにして気軽に撮れる上に、あまりカメラに操られている感じがしない。この雪の時の撮影に味をしめて以降、去年、今年の伯楽撮影でGR1sと共に大活躍することとなった。


…久々に置いてみる。