きゃー、ルルーとお話しちゃった!!

聴きに行ってきました。

サイン会があったので、ここぞとばかりにルルーにチューブは何を使っているのか訊いてみた。あの音のグーンとくる伸びといい、とおりといい、きっとニッケルシルバーのチューブを使っているに違いないと思っていた。ところがどっこい、返ってきた答えは、ピゾニーとどっか知らないドイツ系?のゴールドチューブ。ゴールドチューブといったら、俺もロレーのやつを使うのだが、ピアノがありえないくらいきれいにでて、音が滑らかなものの、フォルテが出しにくいので、ソロならともかく大人数のアンサンブルやオケではまず使えないと思っていのだ。そこにルルーはものすごい息のスピードを投入して、あれだけの音の伸びとフォルテを出していたのだろう。早速やってみると、たしかにルルーのような傾向の音が出せる!が、きついきつい・・・。でもリードの工夫次第では行けそうだ。

よく考えてみると、今度のデュティユーのソナタは、ピアノとピアニッシモ満載の曲。フォルテは数えるほど、フォルテシモに至っては、最後のB→LowBの嫌ーな跳躍にしか出てこない。まずコンクールではふけないと思うが、モーツァルトも音の柔らかさがあったほうがいいに決まっている。とりあえず今度東京に出た時にゴールドチューブ大人買いだな。もう遅いだろうけど最後まであがく。