ヒースの野は見えたかい?

 まず自分の反省・ハード面から。リード作りにとりかかるのが遅すぎた。研究資料作らないからいつも同じ失敗ばかりしている。それに楽器の調整崩れがクロスして、響きのイメージができないままリードを作ってしまったもんだから、失敗の山。
舟形がずれまくるのにヘルトナーゲルのシェーパーマシン買おうとしていたが、その前にもっと船形の特性を知らなくては。それにそもそもグロタンしか使っていない。もっと色々なメーカー例えばベルトロを使ってみよう。かまぼこへの移行はもっと勉強してからでも遅くないはず。
楽器の扱いが荒すぎ。すぐに吹き込むのは本当にご法度。響きが萎縮してしまうような気がする。簡単な調整やメンテは自分でできるようにせねば。

さらに基礎練を怠ったから、音色や響きが目茶苦茶。本番数日前にそれに気づき、にわか呼吸練をしまくって何とかなったものの、あの奏法でよくもまあコンチェルトを吹ききったものだ。


ソフト面?
メトロノームつけてじっくり、曲想やフレーズを考えながらさらう段階まで持っていけなかった。やはり調整が狂って、思うように吹けなかった数週間は痛かった。もっと早く気づいていれば・・・
合奏での態度もあまりよろしくなかったかなあ。。もっとこうビシッと決められれば良かったんだが。合奏に入った段階で完璧に吹けているくらいじゃないといかんわ。あと、乗ってくれたメンバーともっと積極的に交流すればよかったなと。初めて会う人、話す人もいたくらいだから。どうしたら練習してもらえるか?これは難しい。。


ただ、本番の雰囲気は良かった。やっぱり本番強いな俺(笑)(もちろん訓練してきたからだけど。昔は本番が本当に苦手で、失敗ばかりでしたわ。)緊張で4,5日前から寝付けなかったし、本番前に準備していたリードがすべて裏切った(湿度・温度が急変したので)にもかかわらず、とっさに2年前のリードで何とかしのぐ事ができた。息の入らないリードだったが、結果的にダイナミクスが全体的にピアノの方にシフトして、抑制されたちょっぴり大人な表現ができたと思う。


あと、最近チューニングや音出しのときにE→A→D→G→H→Eのアルペジオをやるのが好き。そう、ギターの開放音ですたい。なんかかっこいいので。