写真展・山祭り中止

元伯楽住人さんの紹介を戴いて、水戸のとあるギャラリーで11月に写真展をやる予定だったのだが、ギャラリー主さんと軽く口論になり、止めにしてしまおうと思っている。その場で仲直りもしたし、冷静になればギャラリー主さんの言うことも分かるのだが、主さんが自分に投げかけた語調や考え方、ギャラリー運営の実態などを聞いて、今の状態でこの人と個展を進めると問題続出だろうと思い、止めた。
そもそもが、自分が一度よそで個展をやってからここでやる、という話をしていたはずが、いつの間にか秋にやろうという話になっており、流されやすい自分も何時の間かやる気になっていた、という情けない経緯があった。だから自分の中でもすっきりせず、あまり能動的に動けなかったし、そういう過程の上であれこれ叱責されれば素直に聞く耳持てず、こっちだってやれるなら余裕持ってやりたいよ!となってしまう。結局色々と迷惑を掛けながら自分の元の考え通りにした、ということになる。だったら最初から意志貫けよ自分…。

実際問題、お金と時間、余裕がありません。紙とかインクは揃っているんだけど、写真を刷るのにはまとまった時間がいる。前回のグループ展では無理くそして3日で9点仕上げたが、個展レベルとなると出力だけでも2週間は欲しい。もちろん個展の間もかかりっきりになる。しかもまったく繋がりのない土地、水戸となると、宣伝にも時間をかけなきゃいけない。その間働けないとなると、干上がってしまいそう。あー何でこんなに金使っているんだ自分。もうちょっとしたら秋山撮影に行かねばならないので、その時間と交通費を捻出するだけでもいっぱいいっぱいだ。かといって手持ちの写真が不足しているなか撮影に行かないとなるとそれはそれで厳しい。その分写真家として独り立ちできる時が遠のいていくわけだ。でも、今の自分の欲求は「写真なんか撮りに行かなくていいからひたすら金稼ぎしていたい」なんだよなぁ…どうしたものか。