ちょっと前に、米を中国へ輸出するというニュースがあった。今度はロシアにも輸出するようだ。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/m20071104026.html
しかし農協や政府はゆがんだ減反制度を押しつけておきながら、余ったら輸出するという素朴な発想をなぜ今まで持たなかったのか。このことは日本の米が、価格においても品質においてもバランスがとれていないことを端的に示しているんじゃないだろうか。しかし販売価格、すごいぼったくりだなぁ。
あとこんな記事とか。
高コストと、土地が狭いことが前提条件になっているのが気にくわない。結論が自由貿易推進と外国人労働者受け容れという、安易かつ如何にもいまの経団連が考えていそうなことになっているのも気にくわない(自由貿易な方向に持って行くのは賛成だけど)。本当に日本の農業は潜在的な競争力を持たないのだろうか。愛媛の大三島で会ったミカン農家のおじちゃんは産直で旨いミカンを10kg1000円くらいで売っていたが、それでも十分元がとれると言っていたが。それに「土地が狭い」は、一軒あたりの農家の経営規模が小さいの言い間違いではないか。うちの回りにゃ田んぼや畑は腐るほどあるが、耕してあるのは4分の3くらいだ。そこから自家用のものやあまりに粗放的な芝畑、税金対策や迷惑防止でただ耕してあるだけのものを引いたらどれくらいになるのか…これを有効に使えればそこそこいけるんじゃないかと思うのだが。さらに言うならブランド農産物のほとんどは国際的に通用しない代物であると。
とそんなことを小麦粉でチャパティ作りながら思うのであった。小麦安いなあ…