だんじりの写真

下調べではモノクロ中心がいいだろうという結論に落ち着いていたのだが、実際に目の当たりにしてみるとだんじりや人の衣装などは十分に色彩が豊かだし「これはカラーのほうが行ける!」と判断した。天気も快晴だったし、色も良く乗るだろうと。空も入れたら綺麗に違いない。ということで既にモノクロフィルムを詰めてしまったことを後悔しながら渋々モノクロで撮っていたのだが、上がりを見ると…断然モノクロがいい。被写体がモノクロ向けだったのか、自分にとってモノクロのほうが向いているのか、それとも主題が絞り込めずモノクロに助けられているだけなのか…被写体はカラー、モノクロそれぞれの撮り方があるだろう。問題は後者2つの見極めだ…
それと、やっぱり35mmフォーマットは長い。とくにスナップとなるとなおさらそれを強く感じる。しかも正方形フォーマットにトリミングしてみると大抵の絵が座りよく収まってしまう。風景写真でも奥行き感とか画質、フォーマットのことを考えて中判か大判導入をかなり本気で考えていたのだが、ますますそれが加速していくかも。