USBはザル

 オーディオ環境をPCベースへと根本的に変えるきっかけとなった"プロケーブル"というネットショップの論壇?を久々に見ていると、何かとUSBが叩かれている。ほとんどこのページを再び見る気になったのは無意識だったのだが、新しくHDDを購入して、古いHDDから新しいものへとデータ転送した際に、どうもコピーされた画像が劣化しているような違和感を覚えたこと、それと内臓HDDとUSB接続外付けHDDとで音楽を再生した際に音質が微妙に違う気がしたことが引っかかっていたと思われる。そんなはずない、と思いつつももやもやしていたようだ。

ということで読んでめでたく物欲というか、膨大な時間をかけてスキャン&レタッチした写真が全部反古になるのではないかという不安感から、FirewireやらeSATAやらのPCIカード、HDDケースなどを物色する。その前に、焦らずに実際に確かめてから購入しろと居候?にたしなめられ、それならとまず音楽を、データが格納されている外付けHDDをUSB接続からFirewire接続に換えて再生。居候には黙って換えたのだが、再生した途端、「あれ?音良くなった?」と居候がびっくりする。というくらいの激変にも近い変化だった。
続いて画像も検証してみる。コピー先とコピー元の画像を比較すると、コピー先の画像は色が全体的に薄い。データが抜け落ちているんだろうか。居候?も同意したことから、やっぱり錯覚ではなかったと実証できた。
MacFirewireにこだわる理由が分かった。何よりデジタルによるデータ転送は完全無比に行われる、という広く浸透している通説、もちろん俺もメディア以外は信じていたが、それが嘘であることが分かってしまったことが恐ろしい。もうUSBなんて使えない。とはいえ、うちのフィルムスキャナのI/FはUSBのみ(泣