自分万歳論

俺みたいに自分視点でしかものを考えられない、というよりかは自分の快不快が最大の判断条件になってしまう人間が他人や社会と上手くやっていく方法は、さらに自分を愛することに尽きると改めて思った。それもナルシズムと自己嫌悪が表裏一体になった未熟なモノでなく、もっと確かなやり方で。昔初めて付き合ったときによく考えていたんだけど、最近またそう思う必要性を感じる。

要は、自分の領域に如何に多くの人やモノを取り込めるかではないかと。「あんた我が儘!」みたいに言われたり、またはそんな空気を読まされて自分を押さえ込む方向に行くと、その領域が狭くなるばかりで、ちっとも上手く行かないのだ。そういう時は、他者を他者としてしっかり認識しつつ「自分好き」によって領域をどんどん拡げていていったほうが、何かと上手くいきそうな気がする。想像力次第でその領域は世界と等倍ににまで拡がっていく。

まぁでもバランスの取れた自己肯定ほど難しいものはないですよね…と思う人は限られるのかそうでないのか。
そしてそれがある程度達成してしまったとき、自分は表現の衝動を持ち続けられるのだろうか。今ですらちと危ういのに。