Google Earth

バージョンアップで微妙に使いにくくなったような気もするけど、画面が広くなったのはいいことだ。ニュースで「4倍」となっていたが、その違いがよくわからん。伯楽周辺は特に変化無し。
ただ、前バージョンでは何故か茨城県南よりも冷遇され、詳細画像?が無かった浦和大宮あたりの詳細画像が追加されていたので見てみる。

あと、小学生時代に住んでいた鶴ヶ島南部を見てみる。小さい頃の感覚しかないので、今実際に行くと自分の思っていたスケールがあまりにも小さく、詳細だったのに驚く。どこまで広がっているのか分からずにいつか全貌を明らかにしてやろうとして、できなかった平地林はやはり狭かった。でも林自体は幾つかの林と一緒になって、(今だったら一緒の林と認識しているんだろうが)思っていたよりもずっと大きなまとまりを持っていたことに気付かされる。
そして、写生の授業の時に描いたクスノキ。住んでいた家(5階)からも、校舎の4階からもいつも見えていたクスノキである。当時はそのでかさに圧倒されて、そのたもとにたたずむ小さな農家(というより屋敷林なのだが…)とのギャップが面白くて、へたくそなりに絵にしてみたのだった。絵には穂を垂れる陸稲も入っていて、まさに武蔵野台地な組み合わせだった。そのクスノキを探してみたら、開発で相当森が無くなったにもかかわらず、まだあった。

でかい!本当にでかい。丸がちょっと崩れたようなもこもこしたかたちで空中写真上からもすぐそれとわかる姿。トトロのクスノキよりかは小さいかな…と思っていたが写真上では遜色ない。クスノキには何かと縁があって、最初に木登りしたのも、小学校のシンボル(学校だよりの名前は「くすのき」)も高校のシンボルもクスノキ(文化祭の名前は「くすのき祭」)だった。屋敷林のクスノキの樹幹に囲われて森みたいになって点在している農家を見るとほっとするし。

ちなみに件のクスノキは埼玉県鶴ヶ島市太田ヶ谷の大橋児童館裏にあります。興味ある人は探してみては。もし見るなら、屋敷林の多さと水田のなさっぷりをご堪能あれ。