>tanu

ブログに書き込もうとしたら「字数多すぎ」って言われたので、癪なので自分のところにコメントを書いてみる。


シベリウスを聴いていると、彼が喧騒の中から自分をサルベージして、どこか静かな場所に連れて行ってくれ、そこで静かに隣に座って自分の気持ちに対して優しく頷いてくれるような気がする。

自分を見失いそうになったときは6番を、
勇気をもらいたいときはクレルヴォ交響曲
疲れきって動けなくなってしまったときは4番を、
ロマンティシズムに浸りたいときはヴァイオリン協奏曲を、
雨の日にはピアノの小品を、
晴れの日には5番を、
春には3番を、
冬には7番を、
恋の予感には「恋人」を、
振られたときにもやっぱり「恋人」を、
メルヒェンの世界に行きたい時は4つの伝説曲を…

…と、くどくどと書いてしまいましたが、シベリウスの音楽って現実離れしているように聴こえて、実際は一番身近な人間の感情をある意味ストレートに、かつ優しく表現しているように思うのですよ。飾り気や混ぜ物のない、ピュアな感情(=natureってことになるのかな?)。


はいはいって感じだね。
自分が虚飾だらけだからこそ彼の音楽にたまらく惹かれるのだろうか。