そのデモはいくらなんでもひどいでしょ

Livingroom Hush

最新作であるStixが、北欧の寒さがビンビン伝わってくる「うむ、さすがノルウェーのバンド！」と唸らせるストイックな作品であるのに対し、こちらは鳥や動物の鳴き声が入っていたり、エフェクトのかけ方も控えめだったり、ビヴラフォンも控えめと、明るめな南国テイスト。エフェクトががちがちじゃない分、管楽器の音が追いやすい。4曲目のバスクラリードは白眉。かっこよいですわ。ドラムのボカスカ度も高く、打ち込みも少ないことから、パート分けの明白な、すっきりした印象を受ける。でも結局最後は北な感じなって終わるんですね。祭りが始まり、クライマックス、虚脱、っていう流れがあって、アルバムとしての統一感もそこそこあります。
パソコンで起動したらあまりも貧弱かつ趣味の悪いムービーが。。ちょっと幻滅。。こういう人たちがThe Stixを作ったかと思うと、その多様性？にびっくり。もしかしたらThe Stixにもムービー入っているのか？