「ず」と「づ」

最近方々で区別が曖昧になっているような気がするので、別に自分が正しい日本語使いを標榜する気はないのだか、なるべく意識して使い分けるようにしている。だがある日後輩との会話のなかで自分が発音においても微妙に、ほんとに微妙に「ず」と「づ」を使い分けていたことが判明した。とはいえ、「ず」なのに「づ」のような発音をしたり、その逆だったり、どっちとも取れないような発音をしている場合もある(もはや使い分けとは言えないか)。もしかしたら気のせいなのかも知れないが、実際に音声学とかではどうなのだろう。あーググるのも面倒だ。


あと、高校生の頃「文章は2節以下」と教えられたり、研究室でも短い文章が良いと教えられ、自分もそれを信じてきたが、どうも短い文章というのは苦手ということが今更分かった。それこそ極端な例だが平安時代なんて句読点ないし、意味がとれれば多少長くてもいいではないかと思うのだが、やっぱり俺の文章は読みにくいんだろうな。そんなに古風に育った憶えはないんだけど。


これは話し言葉・書き言葉のこととレベルが違うが、自分はここにポツポツと書いていることの多くは、まわりの人に一回話をしたことがもとになっていることにやっぱり今更気付いた。大体、「なんとなく考える」→「話してみる」→「ある程度整理されるので書いてみたくなる」という過程を辿るのだろう。話をしないと書くこともない。まぁ、その前にインプレッションがなければそれまでなのだけど。