幼気(いたいけ)な青年のぼやき

(↑「いたいけ」の漢字を初めて知った。)
夢という言葉が諸悪の根元な気がする。普通に「やりたいこと」でいいじゃないか。それを「夢」とかいって変に修飾するから「夢」が持てないとか、「夢」が実現できないとか、「夢」を実現したらしたで虚脱感に陥るとか、そんなことで悩むのではないか(自分が)。夢なんてそんなものは眠っている間に空飛んでりゃいいわけで、現実にあるのは現実以上でも以下でもない世界ですよ。多くの人間は生物的にも社会的にも二重に生きているわけだけど、ただ生きていることに価値が見いだせないこの周囲の社会的生というのは一体何なんだろう。自己実現なんて言葉は犬の餌にもならん。そんなご立派な自分を描いてどうなる?