サイフォン

さて、金がないにもかかわらず、引っ越しが完全に完了していないにもかかわらず、引っ越しが終わったら買おうと思っていたサイフォンを購入したわけだ。

ところが一般に「サイフォンはペーパードリップよりも簡単」と言われているにもかかわらず、なかなかおいしいコーヒーが入れられない。濃かったり薄かったり酸っぱかったり苦すぎたり、まずいコーヒーのヴァリエーションを一通り作った感がある。
しかもこの電熱式、楽でいいなと思ったのだが、意外にそうでもないことが明らかに。まず沸騰させるまでに時間がとてもかかること。なのにいざ沸騰すると火力?が強すぎることだ。コーヒーがぼこぼこと踊るように沸騰してしまう。最初はこんなもんなのかと思っていたがやはりまずいらしい。さらに、水が結構下に残ってしまう。これは他のサイフォンでも起きうる現象なのだろうか。

とりあえず、こりゃいかんと思いググってみる。すると淹れ方十人十色なのだが、それでも幾つかのコツが明らかに。

  1. サーバーには沸騰したお湯を入れる(時間短縮になる)。
  2. ロートは暖めておく(自分は不精者なので、お湯を沸かしているやかんに突っ込んでみた。とりつけはサーバーのお湯が沸騰してから。じゃないと豆が酸化してしまう。
  3. 撹拌は2回。最初はお湯が上りきってから。次は火から下ろしたとき。
  4. 混ぜすぎない。
  5. 抽出時は弱火。これかなり重要。
  6. フィルターはよーく(10分以上)煮沸する。これが不十分だったのが結構大きかった。


∴すっきり爽やか後味コーヒーのできあがり。