ライブ行こうかどうか迷うなあ・・・

25日にライブがあって、最近注目のジャズトリオというので、判断材料として購入した1枚。もっと有名なアルバムがあるのだが、試聴してこれにしました。そこそこかっこいいし、聴ける。ジャズを知らない人もとっつきやすいのでは、と思うのだが、何かがもの足りない。クロスオーヴァー、そして実力派との触れ込みなのだが、音楽的に必ずしも練度が高いとは言えないような。。正直ジャズトリオとして聴くと、このアンサンブルはあまりまとまっているように聴こえない。アドリヴ、インタープレイもまあ一応やっておこうかな、という感じにしか聴こえない。
一番いただけないのは、なんか気取っているというか、胡散臭いこと。「本気」といおうか、切実感といおうか・・・本物な感じが伝わってこないのだ。所詮商業ベースの音楽かな、、という感じ。
キース・ジャレットを2番煎じして、単純化したかのようなピアニズム(そして喘ぎ声)もあまりいただけない。というより、あまりピアノ上手くないのかな。。もっと斬新なことができるんじゃないだろうか。ベースの人はけっこううまいし、アルコソロもかっこいいのに、あまりソロやらせてもらっていない。
ただ、アルバムタイトルにもなっているFrom Gagarin's Pint of Viewは電子サウンドアコースティックピアノの音が見事に融合されていて、良かった。なんか、もっと色々やれそうなのになあ・・・・・・個人的にはスタンダードをE.S.T.ならではの解釈でもっとやって欲しい。あとGood Morning Susie Sohoはかなりよさそうなので、これを聴いてE.S.T.がどんなバンドなのか、とりあえずの結論をだしてみたい。結局まだ少し迷っています。このアルバム古いから、もっと新しい音楽を築いているかも知れないし。