新たな風を感じる

Stix

Stix

もう5回くらい繰り返し聴いているが引き込まれるばかりだ。
まずリズムセクションが激しくかっこいい。
それがクールで幻想的なサウンドと,多用される半音の転調とが相まって,ドラムがボカスカなのにもかかわらず,非常にエレガント。
イメージとしては,残酷なまでに美しい,吐く息も即座に凍りつくような吹雪。
そして,非常に内面的な,幻想的な,童話やファンタジーのような,そんな雰囲気を持ちあわせているような気がする。

ふむ,バスクラをこんな風に使うなんて考えもしなかったな。

そして,このバンドがノルウェーのバンドだからかも知れんが,ヴァルキリー・プロファイルの音楽とかなり似通った「匂い」を感じる。ていうか普通にそのままRPGに投入できそう。桜庭さんが「北欧モノ」を作るにあたって,こうしたバンドを参考にした,ということはかなりあり得る話なんではないだろうか。

4曲目のタイトルは「SUOMI FINLAND」でした(SUOMIフィンランドの別名)。俺の好みを狙ってきたかのような。。